格好よく生きる。

ども。レジに並んでいたら、あたしの後ろは辺見えみりと青木さやかだったcherryです。

二人とも超キレイでスリムだったとさ。


ここからは真面目な記録に残したい日記。

連休最後の日を利用してジジのお見舞いに行って来た。
回復に向かっていたはずなのに、更に炎症を喉におこしてしまい
菌が血液検査から見つかったとかで、なんで入院している病院で
しかも1ヶ月も経ってからの検査で見つかるのか少々意味不明だが
個室に移動していた。

個室に移動する際に、家族が先生に呼ばれた。
食べ物が口から入れたものが胃にいかず、全て器官に入ってしまうので
今はタンも飲み込めない状態なので 鼻からチューブと点滴で 栄養を送っているが
体力的にそれでは限界がきてしまうので、胃に穴を開けて直接栄養を入れるらしい。
胃にいっぱいの栄養が入れば、体力も回復するので退院できるし
穴が開いたとしても、塞いでお風呂も入れるし、そのうち口からゼリーやプリンも入れられるとのこと。

なんてこと・・・

美味しいものが食べられない。水も飲めない。

ジジは骨皮になっていた。面影もなかった。
目に涙が溢れるのを我慢して気丈に振舞う。 ババも憔悴しきって顔色も悪かった。
個室に入ったからといって、特別に看護して頂けるわけでもない。

余計に見回りの看護さんも 来る回数が減る。

殺風景な狭い個室。

花も飾ってはいけない。
タオル1枚 ティッシュ一枚 持ち込んではいけない。
寝巻きも何もかも全て病院のを使用しなければならない。
家族は洗濯が減って助かるかもしれないが、これらは全て¥で支払うのだ。
年金暮らしのジジババに1日約2万の入院・治療費がかかる。

あたしが行ったとき、ジジは寝ていた。酸素マスクをしているのに苦しいのか
おっきな口をあけて、ガーガーいってた。
うっすら目を開けるが、体力のなさに 閉じてしまう。

時折苦しそうにマユゲをしかめるので どうしたのだろうと思ったら
ババが泣きながら
「●ちをしているのに、ヘルパーさんに言っても、時間にならないと変えてもらえない。
家族は触ってはいけないの。お父さん、キモチワルイよね。早くキレイにして欲しいよね」

ババは腹を立てながら、すがるような目つきで廊下に何度も出て ヘルパーさんを
待ち続ける。

数時間してから、やっと小太りのおばちゃんがやってきた。
この人、さっきから廊下を行ったり来たりしていた人じゃないか。
明らかに面倒臭そうに、やって来た。

どうやらババは日ごろから この人に腹を立てているらしい。
患者さんの扱いが乱暴みたい。

でも怒りをぶつけても、余計ジジがかわいそうだと思い、あたしは丁寧に丁寧に
挨拶を交わした。
「ありがとうございます。ご苦労さまです。大変ですね。お手数かけます。」

ヘルパーさんはこちらに目もくれず、軽く会釈をした。

家族は外へ出ていなければならないらしく、あたしたちはいったん廊下へ出た。

部屋のドアを開けっ放しで廊下からまるみえなのに そこでオムツを替えている。

赤ん坊じゃあるまいし

ジジをなんだと思ってるんだ。 思いっきり腹がたったけど 我慢した。
何事もジジのため・・・。

しまいには ほったらかしでナースセンターに来て なにやら笑いながら看護さんに
話しかけているから いそいで部屋を覗きにいったら

下半身裸のジジの上に 紙おむつがポンて乗せてあるだけで丸見えだった。

あたしの中の何かがきれた。

「終わったんですか?」

思わず声を大にして ヘルパーに尋ねた。

「いえ、まだです。ちょっと・・」

ヒトリの看護さんを連れて、塗り薬を持って中へ。
ドアをパタンと閉められた。

ジジは肌が弱いので 多分ひどく被れていたのだろう。

当たり前だ。

自分に置き換えて欲しい。 オシリにずっと汚物がついたまま
数時間ほっておかれたら、どうなるか。
家族が取り替えて欲しいと何度も言いに行っても 時間にならないと処置をしない。

ココロで仕事が出来ていない。

その方の立場になれば、何故ヘルパーになったのか。
最初はキレイなココロで 尊いお仕事に就かれた筈。
いつしか、それは当たり前となり、
いつしか、それは、してやってる ていう発想に変わり
いつしか、それは、人間として扱う感じじゃなくなり

彼女の立場になれば、疲れてやってらんないって時もあるかもしれない。

しかし、考えて欲しい。 家族の立場を 患者の立場を

改めて医療現場の人の足りない現状
全てお金であるという 現状

この空気の悪い 病院から感じ取れる 気。


私はなんだか悔しい気持ちになって涙がこぼれそうになった。
必死で我慢した。
ジジの前で泣いてはいけない。


ジジは天皇に直接勲章を頂いた功労者で、とっても偉くて
とっても優しくて 人格者で 素晴らしい人。

そして昔から決して弱音をはかず モクモクと男らしく頑張っていた人。

そんな素晴らしい人を こんな格好にさせて 廊下から丸見えっていう
ほんとうに、上手くいえないんだけど

ジジをなんだと思っているのだ

という悔しさと 自分がこの場で何も出来ないという無力さに腹が立った。

帰り際、ジジを見つめた。

精一杯息してる。

ああ、変わってないじゃない。

ジジ。

あの頃と変わりない 男らしくて強くて弱音なんか一切はかないで
だまってこんなにチューブいっぱい付けられて
しかもそれがズレないように 寝るときは両手縛られて 手首アザだらけになっても
お風呂だって ぜんぜん入れてくれなくても すごく気持ち悪くても
文句いっこも言わずに 黙って頑張ってるじゃない。

すごいなー。偉いなー。

そんなじじが弱ったババの手だけは力強く握ってはげましてるんだよ。

ババは疲れるとすぐ泣くんだよね。ジジ。
泣いてほしくないんだよね。

ジジはすごいな~。

この夫婦はすごいな~。

帰り際に、ゆっくり目をあけて お礼を言ってる目をしてた。
いつものお決まりのハイタッチをしようと
ゆっくり手を布団の中から出した。

勢いよく右手でハイタッチした。

どうか私のPOWERがジジに入りますように。
ココロを込めて何度もハイタッチした。


早く
一刻も早く
ジジが快適に過ごせる我が家へ帰れますように。

「お父さん、もう一回家にちゃんと帰れるように、頑張ろうね」

「ああ」

「お父さんなんにも悪いことしてないのにね」
ババは泣きながら言ってた。

願いが通じますよう・・・。


そして私の大好きなジジは昔も今も変わらず 人生を格好よく生きている。
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by sparkling-cherry | 2008-05-07 02:45 | diary | Trackback | Comments(6)
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Commented by IZUMI at 2008-05-07 07:45 x
年をとって、人はまた静かになっていくのよね。
そして、昔の人って、本当にめったなことじゃ痛いとかつらいとか弱音をはかないよね。
父も、晩年、母が不在の時、電話してもなかなか電話に出なくって、
父のベッドのすぐそばにあるのに、どうしてでないの? っていらいらしてたりしたけど、今思うと、起き上がって電話をとることさえ、もう辛かったんだと思う。それが今わかる。

 おじいさま、すごくがんばってるんだよね。ご家族もね。

「何々してやってる」って気持ちで仕事するようになったら、
それはロボットでもできる仕事ね。

早くよくなられますように!!
Commented by sparkling-cherry at 2008-05-07 19:14
izumi sama>コメントありがとうございます!昨日何か初めて感じる空気というか、人が1人人生を生き抜くというか、壮大な感覚に陥りました。人生とは・・・などと考えながら帰りの電車に揺られました。
まだまだ戦いは続きそうです。患者も家族も体力がいりますね~。

Commented by sparkling-cherry at 2008-05-07 19:14
MEGsama>コメントありがとうございます。そして上記の文章がお気に触れてしまったのでしたら、すみません。私の従兄弟もヘルパーでしたから、日々葛藤している事など理解できます。
ただ、ヘルパー全体の事というよりかは、彼女に関しては「談話」はオムツ取り替え中の出来事です。取り替えてからの息抜きならいくらでも。
個室のドア開けっ放し下半身が露わになった状態のまま
廊下の真ん中に汚物の袋をデーンとおいたまま、患者さんが点滴持ってぶつかってよろけたりしていました。他にも紙オムツを投げつけたり、看護士さんも口をそろえて彼女の事は困っているとのこと。
私はババにノートに全て書き記しておくように言いました。
家族としてはとっても腹立たしいことです。
MEGさんの仰っていることはよく理解できますし、尊いお仕事をされているご苦労や苦悩や葛藤は想像しがたい 大変なことかもしれません。
しかし昨日目の当たりにした現状を記しておきたかったのです。
(他にもここでは書けないような内容もありますが・・・)

Commented by sparkling-cherry at 2008-05-07 19:14
つづき

ということでした。 でも他のヘルパーさんは親切にして下さっているみたいです。彼女がどうしてそのような態度を取るのか理解しがたいのですが、理解する余裕もありません。あんな状態のジジを目の前にして・・・。
ご意見ありがとうございました。
Commented by うりぼー at 2008-05-07 22:57 x
10数年前に亡くなった祖父を思い出し、とても複雑な思いです。
幸いにも母の知り合いのいる病院への入院となり、看護婦さんたちも
みんなとても親切な人たちばかりでした。
でもやはり昔の人。
痛いといえばもらえる痛み止めさえも我慢し、ただじっと耐えて横たわっていました。
私の祖父は一度も退院出来ないままでしたが、ちぇり珍のおじいさまが
居心地のいい我が家に帰り、ホッとした時間を過ごせること心から祈ります。
Commented by sparkling-cherry at 2008-05-07 23:23
うりりん>すごいねぇ。うりりんのジジsamaも頑張ってた人だったんだ。12日に手術をして胃に穴をあけるから 5月中に退院できれば良いなぁと思ってるんだけど。こうしている間も、あの部屋で酸素をシューシューやりながら暗い病室で戦っていると思うと、ムネがちくちくするけど
週末にまた時間見つけて応援しにいくつもり。
POWERを注入してくるよ。 ありがとう。ほんとにありがとね!


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【LIVE】
★10/26(thu)@下北沢440
SPARKLING☆NIGHT vol.20
feat.今井優子
(guest:竹上良成)
OPEN19:00 START19:30 
adv.y3,000 day.y3,500
(1order別)
e+(イープラス)



2014年1/22(wed) 
デビューALBUMリリース!


Light Mellow Magic
~VIVID SOUND編
V.A. / ライトメロウ~マジック
定価2,400円 +税
SPARKLING☆CHERRY
「piece」収録

【HOT!】
■2014年2・3・4月 
ANA国際線機内
”SPARKLING☆CHERRY”
全曲OA!
レコード・コレクターズ
2014年3月号掲載
ストレンジデイズ
2014年3月号掲載
■2012年吉祥寺音楽祭 吉音コンテストvol.11
準グランプリ受賞!!!
■J-WAVE
MUSIC HYPER MARKET
投稿の殿堂スパチェリはコチラ
拍手してねฺ(。◕ω◕。)*☆*

■2012年月刊Playerに掲載されました!
楽曲ついて素敵なコメントが♪
(4月号のMANTHLY CHAMPに選ばれました!)

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☆Album"ippo"
2011/11/11
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